各競馬場の傾向と対策を

競馬には人それぞれの楽しみ方がありますが、私は
競馬予想が自分の中での一番の競馬の楽しみであります。
競馬予想と一言で言っても、予想の仕方は色々あります。
馬の力や調子を読んで、やっていく予想。
ジョッキーの腕は信じてやっていく予想。
過去のデータで、やっていく予想。
完全に運任せで、やっていく予想。
私は競馬場に対して得意不得意が
ジョッキーにも馬にもあると思っています。
そこで、競馬場だけではなく、さらに掘り下げて
各レースへの得意不得意があるのではないかと
思い、今は、各レースに関しての情報を調べ上げまとめています。

そのまとめ上げの作業をこちらでやりつつ自分の競馬予想
肥やしにしていこうと思い、この記事を書いています。
決して、数多くの競馬ファンにお届けするための物では
決してありません。

がしかし、ネットに自分の競馬に関する見解や予想をあげるという事は
誰かしらの目に付く可能性があるというのも重々理解しております。
ですので、コメント等で、私と同じような競馬ファンの方との
交流はしていきたいと思っております。

札幌2歳Sを深読み

未来のクラシック馬を発掘する
12年1着のコディーノ(父キングカメハメハ)、
11年2着のゴールドシップ(父ステイゴールド)、
08年1着のロジユニヴァース(父ネオユニバース)など、
ここを期待通りに好走して春のクラシックでも中心的な
存在になる。
そんな一流馬が多く生まれた歴史を持つ2歳重賞。
そうした重要レースになると強いのが
サンデーサイレンス系だ。
先に挙げた2頭の他、マンハッタンカフエ2勝、
ネオユニバース2勝、アグネスタキオン、
アドマイヤベガと、過去10年で7勝を上げている。
他はノーザンダンサーの血を引くチーフベアハート、
ミスタープロスペクター系エンドスウィープ。
依然として母父としてのND系の影響力は強いが、
全体を見渡せば、ここもSS系中心の構図に変わりない。
非根幹距離である1800mは根幹距離のマイルと2000mの
丁度中間の距離だが、適性は全然違う。
1800mや2200mで勝てる馬が2000mを勝てないように、
マイルや2000mに実績のある馬は1800mを勝つことが
出来ない。
桜花賞馬マルセリーナなどクラシックホースは
1800mで負けるのは適性が違うからだ。
重賞とは言っても、この2歳夏の重賞はキャリア
1~3戦の若駒ばかり。実力の判断基準の
比重を占めるのは、デビュー戦であれば、
血統、牧場ブランド、馬主ブランド、血統、
デビュー前の厩舎関係者の評判等々。
デビュー後であれば緒戦の走りっぷり、
タイム分析等々。
いずれにしろローテーション分析や前走の選択
レース、結果などで判断していく他ない。
前走、函館2歳Sを走ってからの参戦組は
5頭いて【O-O-1-4】。
クローバー賞からは【2-O-3-11】。
コスモス賞からは【1-5-1-16】。
未勝利戦からは【4-1-1-21】。
新馬戦からは【3-4-4-53】。
数的には未勝利戦組、新馬戦組が良さそうだが、
確率で考えるとどれも似たり寄ったりだ。
ただ函館2歳Sやオープン好走馬は「実績」
という看板を掲げたことで人気になりがちだが、
実際には期待に応えてくれないケースも。
12年3着のエデンロック、福島での新馬戦を
単勝1.9倍で勝利。
逃げて突き放す好内容だった。
しかし続く2戦目のレースでは単勝53倍の9番人気。
素質馬が揃っていたにしても人気なさすぎだった。

ダービー郷チャレンジトロフィーを深読み

ダート向き種牡馬がパワーを補う
一般の重賞同様、ここも勝ち馬の父はSS系が6頭で優位。
ただ、少し他とは違う特徴が垣間見える。
サンデーサイレンス2勝、マンハッタンカフェと
スペシャルウィークが各1勝と、ここまでは他と大差ない。
残り2頭はゴールドアリュールとゴールドヘイロー。
どちらも現役時にダートに実績を残しており、
種牡馬になってもゴールドアリュールは
ダート王エスポワールシチーを残した。
ゴールドヘイローは現役時は大井競馬所属の
まま引退という珍しいSS系種牡馬。
13年1着馬トウケイヘイローが産駒の中央重賞初制覇だ。
他系統もジェイドロバリー、マウントリヴァーモアなど、
ダートに強い血統が揃っている。
スピードだけでなくタフさも必要なレースと言える。
根幹距離の基本であるマイル(1600m)は、1400mより
200m長く、1800mより200m短いだけで同じような距離適性に
思われるが全然違う。
マイルを勝つにはスピードの持続力と10ハロン
(2000m)を勝ち切るだけのタフな底力が要求される。
馬柱を見て1800mよりも2000mの成績が良い馬を狙う。
1番人気の連対実績は09年1着のダケミカヅチと
13年2着のダイワマッジョーレのみ。
2番人気は連対実績なし。
05年の3連単開始以降、配当が10万円を
「超えなかった」のは2回しかなく、100万円を超えた
配当が2回あった。
このような状況で勝利の方程式を探すのは難儀だが、
いくつかのポイントは挙げられる。
まずは距離適性。
連対馬20頭中16頭が芝1600mでの勝利実績があった。
残りの4頭も2~3着しており、マイル実績がないと
厳しい。
中山芝1600mに絞ると、連対実績のない馬は6頭。
特殊なコースなだけに、実績はぜひとも
欲しいところだ。
またハンデ戦なので斤量差が着差に出るかと
チェックしたが、特に傾向は見られない。
トップハンデでも連対実績多数。
軽ハンデが優位というデータも得られない。
コース実績を頼りに予想する他ない。
13年5番人気で1着したトウケイヘイロー。関責馬だが
朝日杯FS出走でコース経験があった(4着)。
このレースが中山芝:1600mは2度目。

京成杯オータムハンデキャップ深読み

サンデー系の進化力とND系の支配カ
04、05年に連覇しているマイネルモルゲンの父は
レッドゴッド系マウントリヴァーモア。
アメリカの古い血統だ。
それを除くと、過去10年のうち残り8回の
勝ち馬の父は、おなじみの顔ぶれ。
サンデーサイレンス自身も含めてSS系が5勝。
ノーザンダンサー系1勝。
残りはキングマンボ系キングカメハメハ、
ミスタープロスペクター系アドマイヤムーン。
同系ではスウェプトオーヴァーボードも
勝ち馬こそ出していないが2、3着と堅実に
実績を残している。
母父までチェックすると、やはり見えてくるのは
SS系XND系、ロベルト系XSS系などの主流配合。
SS系でもダイワメジャーやスペシャルウィークなど
母系がND系の種牡馬は多く、ここでもND系の
支配力が顕著に出ている。
根幹距離の基本であるマイル(1600m)は、
1400mより200m長く、1800mより200m短いだけで
同じような距離適性に思われるが全然違う。
マイルを勝つにはスピードの持続力と10ハロン
(2000m)を勝ち切るだけのタフな底力が
要求される。
馬柱を見て1800mよりも2000mの成績が
良い馬を狙う。
1番人気の連対率がほぼないと言っても過言ではない。
3着にわずかに1回の実績あり。
衝撃的なハンデ戦だ。
しかし主役は人気薄ではなく2番手グループ。
2~4番人気で9勝とかなりの安定感。
そのため3連単配当も大台連発ということは
なく、最高でも60万円台。
もちろん1番人気が消える理由は一概には言えない。
秋に向けて一流マイラーたちが始動、夏の
上昇馬や逆にもう上がり目の残っていない馬など、
様々なタイプが混在する難しい時期だ。
1番人気が消えるのではなく、見込みのない馬を
ファンが1番人気に祭り上げているだけとも言える。
しっかりと見極めたい。
前走は重賞、オープン特別、1600万下いずれも可。
前走1400mや1800mを走った馬も参戦して馬券に
絡んでいるが、基本はマイル巧者だ。
13年1着エクセラントカーヴは前走1400m戦だが、
中山芝1600mで新馬勝ちしておりコース実績はあった。
13年7番人気3着のローエングリン度胸ゴットフリート。
NHKマイルCからの参戦。
11着に終わったが5番人気に支持されていた。

大阪杯を深読み

総合能力の高いサンデー系の独壇場
種牡馬の系統に偏りが見られる。過去10年の勝ち馬の種牡馬は、
SS系のサンデーサイレンス、マンハッタンカフエ、ステイゴールドが各2勝。
ノーザンダンサー系オペラハウスも2勝。残りはSS系アグネスタキオンと
トニービン産駒ミラクルアドマイヤが各1勝。計7勝とここでもSS系が中心。
05年は出走馬9頭中5頭がサンデーサイレンス産駒で、
その5頭で掲示板を独占した。この年を境にSS系が激増。
08年あたりから母父にも増えていき現在に至っている。
阪神の内回り2000mは、直線の長い外回り1800mに比べ、
瞬発力勝負にはなりにくい。3コーナー手前からゴールまで長くいい
脚を使えるかがポイントとなる。
総合能力の高いSS系はここでも本領発揮。
根幹距離の10ハロン(2000m)を勝つには、根幹距離であるマイル
(1600m)でも通じるスピードとクラシックディスタンスの
2400mを走り切るタフな底力が要求される。
距離別成績を見てマイルや10ハロンに実績のある馬を狙う。
勝ち鞍が1800mや2200mなど非根幹距離に偏ってる馬は
思い切って狙いを下げる。

1番人気が過去10年で6勝。3着を外したのも1頭だけ。
その唯一信頼を裏切ったのが06年ローゼンクロイツ。
菊花賞3着、中京記念2着と来たここで1番人気5着。
3歳時は毎日杯の1勝のみで皐月賞9着、ダービー8着。
善戦しても勝ちきれないタイプだった。そんな例外もあるが、
1番人気は勝率6割、複勝率9割と高確率で信頼度は高い。
ローテーションは各馬様々だから次走も含めた判断が必要。
不思議と前走1着でここも勝って連勝という馬は皆無。
また次走は天皇賞・春へ向かうのが王道で、
以前は好成績を残した馬の多くが実践していた。
しかし近年は3200mという本格的な長距離戦を避けて、
海外遠征、間隔を空けて安田記念や宝塚記念へ向かう馬も
出てきている。
いずれにしろGI級の馬が集うここで大波乱が起きるケースは少ない。