アイビスサマーダッシュを深読み

父サンデー系は思い切って消し!
サンデー系がとにかく弱い。
過去10年で父サンデー系の勝利は無く、
母父サンデー系も昨年のパドトロワが初。
前はスピードの持続力とパワーに溢れる
ノーザンダンサー系が主流だったが、
近年は傾向が変わって来ている。
06年から施行時期が1ヶ月早まり、
荒れた芝から綺麗な芝でレースが
行われるようになり、
パワーがなくともスピードで
押し切れるようになった。
特に優れたスピードを持つミスプロ系の
血を持つ馬が昨年まで6連勝中だ。
サクラバクシンオー産駒はカノヤザクラが
連覇しており牝馬なら狙い目。
ファルブラヴ産駒はエーシンヴァーゴウが
2年連続、昨年はフォーエバーマークが2着に
来ており爆注種牡馬だ。
4コーナー奥からスタートし、そのまま
まっすぐににゴールを目指していく独特の
コース。
1000mはスプリント戦とはいえ、根幹距離の
1200mとは異質の適性が求められる。
そのため1200mの実績があっでも、1000mで
実力を発揮できない馬は多く、逆に1200mの
実績がなくても1000mのスペシャリストも
存在する。
「外枠有利、牝馬が優勢」はもはや直線1000mの
常識。
05~11年まで7年連続で牝馬が勝利。
12年は2着だけだが、昨年は2着、3着が
牝馬なので、まずは牝馬に注目すべし。
また過去10年で7枠、8枠が来なかったのは
2回だけ。
12年は8枠-8枠の枠連ソロ目。
近年は1着、3着が7枠たった。
オープン実績は不可欠で連対馬20頭中、
11頭が芝1200m以下のオープンで勝利、
4頭は芝1200m以下のオープンで2着経験があり、
全くオープン実績のない馬は3頭だけだった。
「7枠、8枠」「牝馬」「ミスプロ系」
「ファルブラヴ産駒」「サンデー系は消し」
が最重要ポイント。
逃げが【4・3・1】、
先行が【2・3・5】で
逃げ。
先行タイプが圧倒的に有利なレース。
しかし人気薄で激走するのは差し、追い込み型。
人気馬は先行、人気薄は差しを狙ってみよう。
過去1O年で6番人気以下で馬券になつた馬は11頭。
これら爆穴馬の共通項は「1枠、2枠」「7枠、8枠」
の極端な枠順、脚質は「差し、追い込み」
「短距離オ―プン2勝の実績がある。

エリザベス女王杯を深読み

サンデー系よりND系
サンデーの孫は他のGIと違いあまり結果は
出ておらずサンデー系は信用出来ない。
スノーフェアリーが連覇したように
欧州血統に向いているレース。
過去10年の3着内馬のべ22頭中、16頭が
父か母父がノーザンダンサー系。
残りは、凱旋門賞馬トニービンの血を持つ
ジャングルポケット産駒(クィーンスプマンテ、
アヴェンチュラ)。
ND系とトニービン系に共通するのはスピードの
持続力とタフな底力。
ディープインパクト産駒は特に牝馬GIで多くの
勝ち馬を輩出しているがで唯一勝ってないGIがエリ女。
13年クラシック3冠オール2着のヴィルシーナも
昨年オークス、秋華賞ともに1番人気たった
デニムアンドルビーも勝てなかった。
2200mという非根幹距離。
クラシック3冠のマイルの桜花賞、クラシックディスタンス
2400mのオークス、10ハロンの秋華賞と追って
中途半端な距離設定にしてあるのは、
クラシックで勝ち切れなかった馬の救済的位置付けの
レースだから。
トライアルは勝つだのに本番のGIで勝てなかった馬を
狙う。
非根幹距離で開催されているエリ女の基本概念は
クラシックで人気になりながら勝てなかった馬が
勝つレース。
03年勝ち馬のアドマイヤグルーヴは、
桜花賞、オークス、秋華賞の全てで1番人気だったが
全てスティルインラブに負け、4度目のGI対決で
スティルインラブに勝ちGI馬になった。
フサイチパンドラは、桜花賞14着オークス2着、
秋華賞3着、リトルアマポーラは、桜花賞5着、
オークス7着、秋華賞6着からエリ女を勝った。
13年のヴィルシーナ、12年のデニムアンドルビーは
エリ女の性格から言えば本来勝つべきだった。
勝てなかったのは先輩牝馬に比ぺて能力が
足りなかったからと判断する。
過去10年の3着内馬30頭中28頭が前走重賞で、
例外の2頭も2着までしか来ていない。
勝ち馬は重賞組から選ぶのが鉄則。
府中牝馬Sで着順に関係なく上がり3位以内の
蓋し脚を使った馬が激走(アロマティコ、レインボーダリア)
12年7番人気1着レインポーダリアは重馬場得意で勝ったと
思われているが、実は前走の府中牝馬S(4着)で
上がり32秒9の差し脚を使っていた。

七夕賞を深読み

瞬発力より持久力が重要→NDの血
最後の1ハロンのラップが12秒台になることが多く、
勝ち馬の上がりは35秒以上かかっている
(例外はI回10年1着ドモナラズだけ)
長くいい脚を使えて、瞬発力よりも持久力に
優れているノーザンダンサー系の血を父か母父に
持つ馬がのべ13頭と連対馬の2/3を占めている。
残りの7頭は父か母父がミスプロ系。
このどちらかの血を持たない馬は苦戦している。
さらに近7回の連対馬の大半に共通するのが
「母系にニジンスキー系種牡馬が入っていた」こと。
昨年ドバイ惨敗帰りで7番人気にまで落ちていた
トレイルブレイザー(母系がミスプロ×ニジンスキー)
が2着に入った。勝ち馬マイルラクリマも父が
ND系チーフベアハートで長く脚が使えるタイプ
だった。
根幹距離の10ハロン(2000m)を勝つには、
根幹距離であるマイル(1600m)でも通じる
スピードとクラシックディスタンスの
2400mを走り切るタフな底力が要求
される。
距離別成績を見てマイルや10ハロンに
実績のある馬を狙う。
勝ち鞍が1800mや2200mなど非根幹距離に
偏ってる馬は思い切って狙いを下げる。
福島開催のフィナーレを飾る重賞で荒れ
馬場が舞台だったが、昨年から2週目に
移行し綺麗なターフでの開催になり昨年
だけが過去5年で勝ちタイムが2分を切った。
先行馬有利で勝ったマイネルラクリマは
3→3→3→1、2着トレイルブレイザーは
6→6→7→2と4角で先頭グループにいた。
勝ちタイムは大幅に短縮したが、勝ち馬の
上がりが35秒台になる傾向は変わらず、
サンデー的な瞬発力よりもND系の特徴で
ある持久力が求められる。
08年7番人気1着ミヤビランベリ(翌09年も連覇)、
10年11番人気1着ドモナラズ、11年7番人気1着
イタリアンレッド、12年14番人気1着
アスカクリチャンと一昨年まで5年連続で
母系にニジンスキーが入っている馬が
勝っている。
母系にニジンスキーが入っている馬は
人気薄でも絶対に抑える。
「夏は牡馬」の格言通り、出走微が少ない割りに
人気薄の牝馬が馬券になっている。
09年4番人と気、10年6番人気と人気薄で2年連続2着に
来たアルコセニヨーラは福島記念を勝ち、
福島牝馬S2着の実績があった。
近走不振で人気を落としていても福島に
実績のある牝馬が激走する。

ユニコーンSを深読み

多様性に富む日本ダート血統
今の日本のダート競馬で、絶対という定番の系統は見られない。
いずれもアメリカ糸だがノーザンダンサー、ヘイルトゥリーズン、
ミスタープロスペクター、この3つの系統を柱に、他いくつかの
小系統を加えた配合の繰り返しで現在に至っている印象だ。
過去10年の勝ち馬の父はロベルト系ブライアンズタイム2勝、
SS系フジキセキ2勝。ミスプロ系からアグネスデジタル、
シャンハイの2頭が勝ち馬を輩出している。
勝ち馬の父はSS系がやや多めの印象だが、
13年1着ベストウォーリアはボールドルーラー系×ミスプロ系、
2着サウンドアリーナはミスプロ系XND系、
3着同着2頭はND系XSS系とND系×
ミスプロ系。
配合は多様性に富んでいる。
日本のダートに適した血統は進化中だ。
根幹距離の基本であるマイル(1600m)
は非根幹距離の1400mより200m長く、
1800mより200m短いだけで同じような距離適性に
思われるが全然違う。
マイルを勝ち切るには10ハロン(2000m)
を勝てるだけスピードの持続力とのタフな底力が
要求されるので、1800mよりも2000mの成績が
良い馬を狙う。
1番人気が6勝、2着2回。
また過去10年、1着はすべて5番人気以内に
収まっている。
前走実績も1着は「前走1、2着の馬」で10割。
2着も「前走1着」で7割。
きわめて堅いレースと言えそうだ。
実際、低配当が多く05年からの9回中3回は
3連単が1万円未満とガチガチ。
大きな波乱でも06年4→7→5番人気決着で
3連単7万4630円。
無理な穴狙いをしても的中の可能性は低そうだ。
では、買ってはいけない馬は何か。
前走GIからの参戦は1着実績なし、2着1回、
3着1回。
1番人気こそいないが2~4番人気に支持されて
いる馬もいてこの結果だから、GI出走組を
買う場合は慎重に選択したい。
率がいいのは園田の兵庫CSからの参戦組。
13頭いて【2-3-2-6】で他のローテーションを
圧倒する実績を誇っている。
馬券に絡んだ7頭はいずれもその兵庫CSで
連対していた。
13年8番人気で3着同着のサウンドトウルー。
デビュー2戦目で勝ち上がつたのがダート1400m。
以降1400m戦ばかりを走ったが2着続きで勝ちきれない。
7戦目で初の1600mを走つて1着。
勢いでここも3着。