青葉賞を深読み

サンデー系が8勝と他を圧倒
極端な紛れは少ない東京芝2400m。
そういうコースでは総合能力に長けたSS系の
独壇場となる。
過去10年の勝ち馬の父はSS系がサンデーサイレンスの
直仔3勝も含めて計8勝と他を圧倒。
残り2勝はロベルト系のシンボリクリスエズと
タニノギムレット。
遡ればヘイルトゥリーズンに辿り着く同系統だ。
直近3年の勝ち馬はいずれもSS系XND系。
11、12年は1~3着すべてがこの配合。
今の日本競馬のクラシックディスタンスの王道配合だ。
しかし13年2着のアポロソニックはノーザンダンサーは
濃い近親配合。
SS系全盛の中でもNDの血は主張している。
基本はSS系XND系またはSS系×口ベルト系の
先端配合産駒によるレースだ。
世界の超一流GIである英ダービー、凱旋門賞、
キングジョージは2400mのクラシックディスタンス。
2400mの一流レースを勝つには、タフな底力は
無論だが、マイルや10ハロンでも勝てるだけの
スピードが重要。
2200mや2500mの非根幹距離に実績のある馬より
1600mと2000mに勝ち鞍のある馬を狙う。
1~3番人気で勝率8割。
アタマは人気3頭でほぼ大丈夫という数字だが、
例外が13年ヒラボクディープ(7番人気)
と11年ウインバリアシオン(6番人気)と、
直近に出ていることが少し気になる。
いずれにしろ1着が3番人気以内で収まっても
2、3着には人気薄が入ることもあり、
3連単配当はむしろ高配当が多い。
13年が約43万円、11年が7万円超と、1着が
人気薄だったケースは納得も、12年は1着1番
人気で約19万円。
07、08年は2、3番人気1着で約6万円。
07年は3番人気1着で約60万円と、3連単目線では
十分に荒れるレースと言える。
その高配当のレースで2、3着にどんな馬が来ているか
を見ると12年は10番人気(前走500万下1着)と
13番人気(前走500万下4着)。
データを見ても500万下組の激走がポイントとなる
ケースが多い12年10番人気2着のエタンダール。
前6走のうち5走で上3Fが3着以内。
そしてここが東京競馬場の初走。

アンタレスSを深読み

スペシャルウィークとミスプロ系を狙え
過去10年の同レース種牡馬ランキング、芝では圧倒的優位を保つ
SS系だが、ここではスペシャルウィークの2勝のみ。
同系統のロベルト系ブライアンズタイムも2勝。
他はミスタープロスベクター系がズラリと並ぶ。
キンググローリアス、フサイチペガサス、アグネスデジタル、
ウォーエンブレムなど。同系キングマンボ産駒
キングカメハメハも1勝。
近年のダート重賞の拡充のおかげで、一昔前と
比べるとダート馬の活躍場所は格段に増えている。
特に全国各地で毎週のように開催される交流重賞は
JRA所属馬の稼ぎ場だ。
圧倒的スピードで地元馬に影すら踏ませない。
快足血統十ダート適性。
これを基本とした配合の進化で、日本のダート競馬は
進化しているようだ。
世界的なダートの主要GIレースである
ケンタッキーダービー、BCクラシックや
ドバイワールドカップ(AW)は根幹距離である
10ハロン(2000m)で開催するので、1800mは少し短い。
芝では「1800mは展開入らず」という格言があるように
10ハロンは持たない馬がガーツと思い切って
走れる距離でダートも同じ。
10年以前は京都で施行されていたレース。
11年から阪神に場所が移つたが、時期、距離とも
変わらないため、同条件とみなして分析していこう。
まず人気分析。1着は5番人気以内で9勝。
例外は08年ワンダースピードで7番人気。
この年は7→8→5番人気決着で3連単は
50万円超え。
10年に一度こうした現象が起きる可能性も
ある。
一方で3着内が1~3番人気で決まったケースが
06、07、11、13年と10回中4回も発生しているから、
どちらかと言えば堅いレースだ。
高配当になる2パターンは、人気サイド2頭十残り
1頭に人気薄が入るケースと、人気2番手グループ
(5~9番人気あたり)で3着内を独占するケース。
12年は1→11→3番人気で3連単は10万円を超えた。
2着アイファーソングが逃げ粘った。
このレース「逃げ」の連対確率は30%と高い。
12年11番人気2着のアイファーソング。阪神ダート1800mは
未勝利。1600万円以下戦は4番手で7着。